腹水がたまる病気

腹水の原因や種類と腹水がたまる病気

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タンパク質などを含んでいる液体、そしてその液体が腹腔へ蓄積している状態を腹水と言います。
急性疾患の人よりも慢性疾患の人に多く見られ、特にアルコール依存症からの肝硬変と言う経過を辿ったパターンに発生する可能性が高い傾向にあります。
腹水が溜まる原因には様々な理由があり、根本を変えなければ治らない症状です。
初期であれば、点滴や利尿剤などで改善することが出来るケースもあると言いますが、お腹が張ってくるまで進行した場合には、穿刺を用いて腹水を抜くしかないと言われています。
とは言え、穿刺で抜いてしまうと、必要な栄養素も腹水と一緒に体外へ出てしまい、血圧や体力の低下を招いてしまうこともあるため、自然に腹水が抜けていくように体質改善を試みたり、薬物療法や食事療法なども行なわれています。
近年では、抜いた腹水を濾過して再注入が行なわれているケースもあると言います。
腹水に見られる主な症状としては、腹腔内の体液が少なければ無症状であり、腹腔内の体液が多ければ腹部の不快感や膨張が見られます。
腹部が膨張した場合、その影響から肺が圧迫されて息切れをしたり、胃が圧迫されて食欲不振を招くこともあります。

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腹水は、発症原因によって非炎症性と炎症性に大別され、腹水がたまる病気もそれぞれ分けることが出来ます。
腹水がたまる病気としては、腹水が非炎症性である場合、肝硬変・うっ血性心不全・OHSS(卵巣過剰刺激症候群)・ネフローゼ症候群などが挙げられます。
このタイプでは、血管内の水分が血管外へ漏出液として溢れ出て、その液が腹腔内へ溜まる仕組みです。
この漏出液は、透明でタンパク質の量は少なく凝固しにくいと言った特徴があります。
また、腹水がたまる病気として腹水が炎症性の場合は、細菌性腹膜炎・胃や肺などの各種がん・がん性腹膜炎などが該当します。
腹水が炎症性のタイプは、炎症の影響から血管内の成分が滲出液として溢れ出し、腹腔内へ溜まっていきます。
この滲出液は、非炎症性の漏出液とは異なり、混濁していてタンパク質の量も多く、凝固しやすいと言う特徴を有しています。
腹水の症状を覚えたり、腹水が溜まって腹部の膨張が気になる場合には、医療機関(内科)の受診が推奨されています。

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