腹水 検査 項目

腹水の検査項目について

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腹水は肝硬変や腹膜炎などによって起こることの多い症状です。
具体的には、お腹の中にある腹膜という消化管をまとめて包んでいる膜の中に、水分が必要以上に溜まる事によって起こります。
原因は腹膜炎のように、腹膜に炎症が起こることで浸出液が発生しそれが腹部に溜まってしまうことであったり、肝硬変のようにアルブミンが減少したり、門脈圧が上がったりすることで腹水が増加してしまうことであったりします。
腹水の症状として、腹部膨満や便秘、呼吸困難があります。
便秘は腹部に溜まった水分によって消化管が圧迫されることにより、機能低下を起こすため発生する症状です。
そのため腹水を取り除けば、便秘は改善します。
呼吸困難は腹部の水分が横になったときなどに、横隔膜を押し上げるために肺の広がりが悪くなり起こります。
夜間これによる呼吸困難が起こった場合には、上体を起こしたままで眠ることで呼吸が楽なまま入眠できます。
この症状も腹部の水分を減らすことができれば症状は消えてしまいます。

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腹水が発生した場合、腹部の水分がどんな原因から来ているのかを特定するために、腹部の液体を抜き取って検査をします。
検査時には、穿刺針という特殊な針を使用して、医師が局所麻酔下で行います。
とても太い針ですが痛みは麻酔があるため感じません。
ただし、穿刺した部位に針穴が開いてしまい、腹水が漏れ出てくる場合があるので、穿刺後はガーゼでの圧迫が一定時間必要です。
検査項目として重要なのは、漏出液の有無です。
血管から漏れ出ていることが確認できれば、肝硬変などの判定に関係するからです。
また検査項目の中には、炎症物質の有無も入ります。
腹膜炎ではこれが判断材料になります。
細菌やウイルスが検査項目になることあります。
細菌性の炎症が腹膜の中で起こっているならば、当然これらが検出されるか可能性が高いからです。
実際には、これらに加えて血液検査も実施されます。
これによって肝臓の状態や白血球の増減などを見ることで、さらに疾患について調べることが可能です。

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