腹水 肥満 違い

腹水と肥満の違いについて

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腹水とは、お腹の中の腹腔と呼ばれる部分に水分が溜まった状態であり、短期間に起こった病気よりも長期的な病気の人によく見られる症状です。
腹水が少量であれば普通は自覚症状はありませんが、大量に溜まってくると腹部の膨張や不快感が生じてくるようになります。
一般的には肝硬変で起こる事が多く、特にアルコール依存症による肝硬変によく見られます。
肝硬変は肝臓の機能が極めて低下した状態であり、アルブミンを生成する事が出来ずに血管や細胞に水分を蓄える事が出来なくなります。
アルブミンは身体の水分を保持して血液を正常に循環させる為の浸透圧を保っており、体内の様々な物質と結合して、それぞれを目的地まで運ぶ運搬の作用を担っています。
その結果、浸透圧を保つ事が出来なくなり、血管から水分が出て行く状態となり、下半身を中心に浮腫みが見られ、体重が急激に増加します。

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腹水と肥満の違いについては、お腹が出てきた場合には肥満が考えられますが、腹水が原因でお腹が出てきた場合であれば、その前に手足などの身体のどこかに浮腫みが生じています。
その浮腫みの度合いは酷く、指で浮腫んだ部位を押しても戻らない程の浮腫みになります。
肥満の場合にはお腹だけではなく、お腹以外の部位にも脂肪が溜まるので、その点も違います。
また、肥満の場合には単純に脂肪が増えている状態なので、それほど身体に異常を感じる事はありませんが、腹水は内臓の疾患が関係しているので、体にだるさというような他の症状が現れる事があります。
その他の違いについては、お腹の張りを感じるようになり、お腹を触ってみると柔らかさが違い、お腹に力を入れて引っ込む場合には肥満が原因ですが、お腹に力を入れても引っ込まない場合には腹水の可能性があります。

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