腹水 溜まる 場所

腹水が溜まる場所とは

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腹水とはお腹に水が溜まることです。
内臓は、背骨にくっついた状態でその表面を腹膜という膜が覆っています。
腹膜という場所は背骨から出て内臓を覆ってまた背骨で閉じているので袋のような形をしています。
その中に内臓が入っている状態です。
病気でなくても、腹膜の中には少量の水が溜まっているので腹水と呼ばれます。
腹水は腹膜に溜まることで腸が動く時に潤滑油のような役割をしています。
腹水は腹膜の場所から少しずつ外に出ますが、また腹膜から吸収されて一定の量を維持しています。
何らかの原因で腹膜に溜まる水が吸収されなくなると、その分腹膜の場所では水分量が増えていきます。
腹膜の中の水分量が多くなると内臓や内臓の上に位置する肺などを圧迫するようになり、お腹が張ることやみぞおちが痛くなること、呼吸するのが苦しくなるなどの症状が出てくるようになります。
一般的にはガンの末期症状の一つであると言われていますが、一時的な炎症が原因で起きることもあります。

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腹膜に溜まる水分が吸収できなくなるのは血中のアルブミンというタンパク質が少なくなることで、吸収力が低くなるからです。
アルブミンは肝臓で作られるため、肝臓の機能が低下することで起きます。
また、腹膜が細菌などによって炎症を起こすと水が腹膜に大量に溜まるようになることがあります。
腹膜に異常がない場合でも、腹膜から外に水分が排出される時にうまく排出されないと溜まることもあります。
肝臓周辺の血管に異常がある場合、心臓に原因がある場合やリンパ管に問題がある場合などに起きます。
治療法は様々で、原因となる疾患を改善させるかまたは利尿剤を使って血管の水分を排出させることでアルブミンの濃度を高くして吸収する水分を増やして腹水を減らします。
若しくは、腹壁に直接器具を差し込んでそこから腹水を抜くという方法も取られます。
治療法は、原因となっている疾患や症状、健康状態などによっても違ってくるので医師とよく相談したうえで最終的に治療法が決まります。

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